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女の子の成長にあわせたファーストブラへの道

まだまだ子供だと思っていても女の子の成長は着実に進んでいます。

そんな自分の体の変化に気づき、一番戸惑っているのは子ども自身かもしれません。

 

ワコールの調査によると約4割の女の子が「体の成長や下着に関して不安がある」と回答しています。特に思春期の女の子は自分自身の成長に戸惑い、恥ずかしくて誰にも相談できないと感じていることも。

 

そんな時こそママの出番です。

ママもどうやって話しかけたらよいのかと悩む時期ですが、子供の将来のことを考えるのなら、きちんとバストケアをしてあげましょう。

母娘でファーストブラの話をしよう

バストの成長は個人差が大きく、年齢で判断することができません。

毎日のコミュニケーションの中で子どもの変化をチェックして、ママから気づいてあげられるといいですね。たまには一緒にお風呂に入って、さりげなくチェックをしてあげるといいかもしれません。

 

バストが成長を始めるのは、初経の1年以上前から。

服が擦れて痒みやチクチクとした痛みを感じていたり、何となく背中が丸まってきたなと感じたら、それは子どもからのファーストブラの付け時のサインかも。

 

母娘で女性の体の変化について、ブラジャーについてゆっくり話し合ってみましょう。

子どもが自分の体の変化についてどう感じているかを聞いて、受け止めてあげてください。そして子どもの体に合ったブラジャーを一緒に選べられるといいですね。

女の子のバストの成長ステップから選ぶファーストブラの特長

ジュニアのブラジャーには大きく3つのステップがあります。

子どもが今どのステップにあるのかを確認して、体の成長に合ったブラジャーを選んであげましょう。

 

【ステップ1】初経の1年以上前から

初経の1年以上前からバストの成長は始まります。

バストトップが膨らんできて、服との摩擦でトップがチクチクして気になったら、ブラデビューのサイン。

 

ちょっとした刺激にも敏感な時期なので、ふんわり素材でそっとやさしくつつみこむタイプを選びましょう。

まだはっきりとした変化が見られない時期なので、子ども自身がブラジャーを付けるのを嫌がることもあります。そんな時は焦らず、胸元が二重になっているタンクトップやキャミソールがおすすめです。

 

友達にブラジャーを付けていることを知られたくないなど、子どもたちの悩みは絶えません。体の成長に戸惑っている子どものナイーブな心にも気を付けてあげたいですね。

 

【ステップ2】初経前後

初経前後でバスト全体が膨らみ始めます。

この頃になると、走るとバストが揺れて痛みを感じたり、動きにくさを感じたりしてきます。遅くともこの時期にはブラジャーをつけるようにしていきましょう。

ステップ1の時期とは違い横に広がり、どんどん大きく成長していくので、伸びやすく締め付けないタイプのブラジャーがおすすめです。

 

【ステップ3】初経から1年以上から3年

初経から1年以上経過してくると、バストの形も立体的になってきます。

「そろそろ大人と同じワイヤー入りのブラジャーでいいかも?」と思ってしまいがちですが、子どものバストはまだまだ成長段階です!

成長を妨げない、バストをしっかり支えるタイプのジュニアブラジャーを選びましょう。

体に合ったブラジャーを購入するにはブラジャーのサイズを知らなくてはなりません。

母親が娘のブラジャーを選ぶ時に、61.4%が試着も採寸も行わないで購入しており、(2011年12月ワコール調べ)これでは体に合ったブラジャーを選ぶことができません。

 

せっかくブラジャーをつけ始めても、ゆるくてはバストを支えることはできませんし、過度な締め付けで子どもがブラジャーを嫌がるようになることもあります。

子どもが着心地の良いブラジャーを選ぶためにも、バストのサイズを正しく知りましょう。

 

一緒に店頭に行って測ってもらい、フィッティングするのが一番ですが、子どもが嫌がる場合はママが測ってあげてくださいね。

ファーストブラは必要?大人ブラじゃダメな理由

ステップ3の段階になると、立体的にバストも膨らんできて外見上は大人と変わらないように感じます。そのため、大人用のブラジャーをつけている子も多いようです。

 

しかし、まだ子どものバストはかたく、成長段階にあります。大人と子どものバストの形は違っており、大人のブラジャーをつけてしまうとワイヤーが食い込んだり、ブラジャーが浮いてしまったりと不快に感じることも。

ジュニアブラジャーは成長に大切な血管を締め付けないよう、カーブが浅めで樹脂タイプのワイヤーを扱っているので、子どもの成長を妨げないのです。

 

同じように見えて、実は違う子どものバスト。
子どもの成長に合ったジュニアブラジャーを用意してあげたいですね。

 

ファーストブラの時期からのバストケアで美バストに

子どもの体の成長に合わせたファーストブラ選びは、実は子どもの将来にも関わる大事な選択です。

バストは乳腺と脂肪でできており、筋肉で支えることのできないバストを支えて上向きにしてくれているのは「クーパー靭帯」です。このクーパー靭帯は一度切れると再生することがないといわれており、切れたり伸びたりすることがバストの「垂れ」に繋がっていきます。クーパー靭帯は成長中の子どものバストにももちろんあり、切れてしまうと再生できません。

 

遅くともSTEP2、STEP3の頃にはファーストブラをつけることをおすすめします。

体育の授業でバストが揺れているのにファーストブラをつけずにいれば、クーパー靭帯を傷つけてしまいます。また、体に合っていないブラジャーは動きも制限してしまい不快感に繋がるので、子どもがつけることを嫌がることもあります。

そうなってしまうとクーパー靭帯の危機です!子どもの将来の美しいバストはファーストブラの時期にかかっているのかもしれません。

まとめ

思春期の体の成長には子どももママも戸惑うもの。

デリケートな悩みだからこそ、ママが向き合ってあげたいですね。

母娘で話し合って着心地の良いファーストブラを選ぶことができれば、初めてのファーストブラ体験もステキなものになるはずです。
きっとファーストブラが、ステキな大人への第一歩となりますよ。